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ブルートレインあさかぜの変遷(その1) [車両整備]


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試運転を兼ねて、あさかぜの車両の変遷をたどります。
1958年にあさかぜは20系化されました。電源車はマニ20、20系客車の床下はグレーでした。
東京―姫路間は茶色のEF58が牽引。

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姫路―下関間はC62が牽引。ロングランで途中で給水が必要でした。また、上りはセノハチでD52が後補機につきました。
1959年~1960年には広島―下関間はC59が牽引していたようです。
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下関―門司間はEF10が牽引。
関門トンネル用のEF10は外板をステンレスに張り替えた上からぶどう色に塗装されていましたが、この24号機だけは無塗装でした。
旧型客車の時代のヘッドマーク付きの写真はネット上で出ていますが、20系になってからはヘッドマーク無しだったようです。

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門司―博多間はC59が牽引。
九州形が無いので山陽形で代用します。

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1959年からは、マニ20ははやぶさに使用され、あさかぜにはカニ21が使用されるようになりました。1960年にカニ22が登場した際、遠隔操作装置を搭載したEF58は特急色に。20系客車の床下の色はみずほ登場時に黒が正式になりました。1960年倉敷電化で、岡山までEF58、岡山からC62が牽引。

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1961年に九州電化で関門間はEF30化。登場時はヘッドマークなしでした。

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1962年から九州内はED72が牽引、その後ED73も牽引するようになりました。ただ、一時期C59に戻った期間があったそうです。

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1962年広島電化で、1962年12月~1963年9月の短い期間、上りのみEF61が使用されました。これにより、セノハチでの補機が不要に。

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実はここでトラブルが。
EF61を入線させたところ、ポイントで引っかかって止まってしまいます。
よく見ると、中間台車が上下逆に取り付けられていました。
過去の写真を見ても逆さに付いていましたので、出荷時から逆だったのでしょう。
正しく取り付けなおして、問題なく走るようになりました。

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1963年にはEF60 500番台が登場。1964年に山陽本線が全線電化され、東京から下関まで通しで牽引となりました。
(つづく)


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