飯田線旧型国電キットの編成を組み替えるークハ68404の加工― [車両製作]
クハ68404はキットをそのまま素組みしていたのですが、戸袋窓が実車ではHゴムである等、かなり形状が異なります。
今回増備した車両の加工に合わせて、こちらも手を加えてみます。
不精して塗装を落とさずそのまま加工します。
Hゴムにする窓と正面の窓枠を一旦削り落としました。
運転席の上の通風器も削り、貫通幌は外して取り付け用の穴を塞ぎ、貫通扉の上も削りました。
加工する窓をt0.5のプラバンで塞ぎ、境目に瞬着を盛ってから、ペーパーで平面になるよう削っています。
テールランプ上にあったステップは削り、下にプラバンで新たにステップを付けています。
実車に合わせて左右でステップの幅を変えています。
Hゴム表現する部分にt0.3のプラバンを貼り、
窓をくり抜きました。
貫通扉の枠は、貫通幌をスライスして内側を削って細くしてから貼り、さらに削って薄くしています。
マスキングしてクリーム1号の部分だけ再塗装します。
青15号は前面だけ塗装しなおしました。
(マスキングテープが浮いてしまっていますが、塗装前にしっかり貼りなおしています。)
Hゴムの窓は断面に黒を塗ってから、Hゴムをねずみ色1号で塗りました。筆塗りなので太さにムラがあり、へたくそです。
貫通幌から切り出した渡り板にクリーム1号を塗って、GPクリヤーで貼りました。
テールランプにクリヤーレッドを差しなおしています。
Hゴム化した戸袋窓の内側はプラバンで塞いだので凹んでおり、1枚ずつ窓貼りする必要があります。
窓貼りを完了し、床下を嵌めなおしました。
最初の写真と比較すると、かなり飯田線らしくなりました。