飯田線旧型国電キットの編成を組み替えるークモハ51069とクハユニ56003の加工― [車両製作]
素組み状態のクモハ51069。
こちらは幌枠だけ手を入れます。
クハ47074を製作した際に余った妻板を利用して、
幌枠だけ切り出してみましたが、高さが少し足りなかったのと、上側の角のR形状も少し違うので、上側にt0.5のプラバンを貼りつけ、内側から削って拡大しました。
幌の取り付け穴を埋め、幌枠を取り付ける部分を削って、幌枠を接着しました。
幌枠をクリーム1号で筆塗りしました。
少し大きめの渡り板をプラバンから作って、ゴム系の接着剤で取り付けました。
ランボードも、クモハ53001と同様に真ん中の足を削り、t0.3のプラバンの小片を側面側の前後に貼っています。
テールランプの上にあるステップは、本当は下に付けなおしたいのですが、今回はそのままにしてあります。
実車は運転席横のベンチレータが付いていますが、このキットにはモールドされていません。
何か使えるものがないかと探したところ、手持ちの余剰パーツの中にこのようなものがありました。
切り出して薄く削り、瞬着で貼り付けました。
この後、青15号を筆塗りしています。
パンタグラフはPS13を付けていたのですが、今回手を加えた他の車両とともに、実車と同じPS11に変更します。
取り付けは4か所の足を差し込むタイプになります。
t1.2のプラバンをサイコロ形に切り出し、Φ0.6の穴を開けたものを作って、屋根上に接着しました。
位置決めが大変で、パンタの足に差し込んだ状態で接着剤を付け、屋根に付けた後パンタを外すという方法を取りましたが、変な向きに付いてしまったものがあります。
屋根色と同じ軍艦色(Ⅱ)で塗って、パンタグラフを差し込みました。
クハユニ56003はこのままにしておこうかと思ったのですが、結局前面に手を加えることに。
ちなみに、キットの客室部の窓割は実車と全然違うそうですが、そちらには手をつけません。
またこのクハユニ56003は、ヘッドライトが左に寄っているそうですが、取り付け直すこともしません。(偶然か、組み立て当時に意識して取り付けたのか、微妙に左に寄っていますが。)
運転席窓をHゴム化するために、窓枠を削ってプラバンで作り直しました。
中央の窓は下に広げ、運転席上の通風器蓋は削りました。
おでこは青15号を吹きなおし、窓枠はクリーム1号を筆塗り、Hゴム窓は内側を黒で塗ってから、ふちをねずみ色で塗りましたが、下手すぎですね・・・(涙)。